男性セラピストを選ぶ際のポイント〜保有資格と加盟団体について

男性セラピストの保有資格と加盟団体

男性セラピストやメンズセラピストをご利用されるとき、どのような基準で選ばれるでしょうか?

 

ここでは、ひとつの参考として、実施メニューや男性セラピストの保有資格と加盟団体についてご紹介したいと思います。


✿選択基準

❀実施メニュー(マッサージの種類)

現在、多くの男性セラピストの方々は、アロママッサージをメニューとして取り入れられています。

男性セラピストをご利用される際、まずどのようなメニューを実施されているのかを確認する必要がありますよね。

男性セラピストの方々が実施されている、アロママッサージの種類をまとめてありますので、ご参考にしてください。


❀保有資格

アロママッサージを代表としたすべてのオイルマッサージは、日本における国家資格はありません。

 

アロママッサージにおける代表的な認定資格「アロマセラピスト」も、公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)という民間団体が認定している資格ですので、国家資格ではありません。

さらに、AEAJが認定している「アロマテラピー検定(1級・2級)」、「環境カオリスタ検定」、「アロマテラピーアドバイザー」、「アロマテラピーインストラクター」といった他の資格には、アロママッサージ(トリートメント)の実技試験は伴わず、精油(香り)についてだけの資格となります。

 

また、アロママッサージを含めた他のオイルマッサージは、民間スクールで知識や技術を学ぶことができます。

最近では、スクールを併設されている個人サロンも多く、こういった個人サロンが資格認定されているところも多くあります。

したがって、ひと通りの知識や技術を学ぶことにはなりますが、お金さえ払えば取得できてしまう資格がほとんどですので、男性セラピストを選ばれる際に、保有資格の有無は必須要素ではなく、あくまでひとつの参考要素にしかなり得ないと言えるでしょう。

 

尚、「エサレンマッサージ」はエサレン研究所(EMBA)の認定資格(プラクティショナー)を保有していない限り、エサレンマッサージという名称のメニューを実施することができません。

しかし、エサレンマッサージをメニューとして実施されているにも関わらず、認定プラクティショナーを保有されていない男性セラピストの方がいらっしゃいますので、エサレンマッサージを受けられる際は、施術される男性セラピストの方が認定プラクティショナーであるかどうかは、必須であるといえます。


❀加盟団体

ここ数年、男性セラピストやメンズセラピストの数は飛躍的に増えています。

しかし、まだ黎明期であるため、中立・公的な加盟団体はありません。

 

一部、特定の男性セラピストさんが運営されている加盟団体がありますが、現役の男性セラピストさんが運営されているため、中立的とはいえないでしょう。